バンシー   (Banshee)
 
精霊・妖精
バンシーは、アイルランドやスコットランド、イギリスのウェールズ地方に現れる死を予言する妖精です。
バンシーとはゲール(アイルランド)語で女の妖精と言う意味です。
バンシーは貴族等の立派な家系の家に住む、家の精霊の一種だと言われており、その家の誰かが死ぬ時になると現れ、その死を嘆き悲しむと言います。
その時の様子は、凄まじく、身も裂けんばかりの叫び声をあげたり、手を打ちならし喚き彷徨ったり、地に伏してさめざめと泣いたりと様々です。
尚、一族の者がたとえ何処に居ても現れ、その死を嘆き知らせると言われています。

また、バンシーは死を告げるだけでなく、その家の者達を見守り守護してくれます。
その役目は、子供の誕生を教えたり、家長になる赤子の揺り籠の番をしてくれます。

バンシーの姿については大きく分けると2つの説があるようです。
1つは、若く美しい女性の姿、もう1つは、しわくちゃの醜い老婆。
その衣装は、灰色の外套に緑の上着や、白い死装束等です。
大抵、その顔はヴェールで隠されていますが、そうでない時は、死人のように青ざめた顔色に、泣き続けたために真っ赤に腫れた目、冷たい青色の瞳をしており、生きているとも死んでいるとも解らないといった感じです。
他にも、光の加減によっては、光沢の有る黒みがかった紫色に見える髪や、白髪を地につく程のばしており、死人のように青ざめたそばかすだらけの顔に、泣きはらした真っ赤な目、1つの鼻の穴、緑色の飛び出した大きな前歯、足には水掻き、という姿もあります。
また、その恐ろしく醜悪な外見に耐え、バンシーを捕まえ離さなければ死んでいく者の名前を教えて貰えるそうです。

 

 

パンとの雄叫び勝負の末、何がどうなったか有耶無耶のまま…。
まぁ、出来る限り参加するとの返事を受け、他の参加者を捜して歩みを進める一行…。
その前に不思議な人影が…。

???「しくしくしくしく……。」
「あれ?女の人が泣いてますよ?」
こんな所に女の人だなんて…変だな〜???
「ちょっと行ってみましょう。」

いや…ちょっと待てって〜…あ〜行っちゃった…。
………
……
「あの〜、どうかしたんですか?」
女の人「しくしくしく…。」
「あの、何処か痛いんですか?ボクに何か出来ませんか?」
女の人「うぅぅぅぅ……。」
お〜い、どうだ〜って!!!まさかお前は〜!!
バンシー「わぁぁぁぁぁぁんん!!!」
「わっわっ!!」
やはし、バンシーか〜…だと思ったよ〜。
この辺りに普通の女の人が居るわきゃ無いんだからな〜。

「そっそれにしても何で泣いているんです?」
誰か亡くなるのか……?
バンシー「うぅ…実は…。」
実は〜?

バンシー「私も音楽祭に出たいんですぅぅぅぅ!!」
何〜!?本気か〜!?
バンシー「わぁぁぁぁぁ!!やっぱりダメですかぁぁぁ!!??」

「わっ!凄い声!!」

だぁぁぁ!!泣くな〜!五月蠅い〜!!
バンシー「じゃっじゃあ出して下さいぃぃぃ!!」(がしぃっ!!)
解った!解ったから〜!首を絞めるな〜!!
バンシー「あっ!有り難うございますぅぅ!!わぁぁぁぁん!!」

「うっ嬉し泣きですか…。」
う〜ん……とんでもない事約束しちゃったかも……。

バンシーの泣き声に圧倒され、ついでに首を絞められ脅迫され…。
何故かバンシーも音楽祭に出る事に……大丈夫なのか…?
まぁ、声量だけは凄いだろうけど…。

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