バルベリト  (Balberith)
バールベリト (Baalberith
モンスター  悪魔・堕天使
バルベリトは、地獄の君主の1人とされる悪魔です。

バルベリトは地獄の君主の1人であり、元は天界の智天使の君主だったともされています。
人間を殺人に誘うモノであるとされています。
地獄における書記官であり、悪魔と人間の間で執り行われた契約の記録を保管しているとされています。

 

 

アドラメルクによる主改造計画が進行中のその一方で…。
何やら書類整理にいそしんでいる弟子…。

「うぅ…ろくに何もしていないのに…。
 なんでこんなに書類とかがいっぱいあるんですか!!」

「ンニャ!」

「え?これ…ただの書類じゃないの…?」

???「左様、そのネコ殿のおっしゃるとおり。」

「誰です!?」

バルベリト「失礼。ドアが開いていたもので…。
       私はバルベリト。
       しがない事務職だとでもお思いください。」

「…その事務さんが何か?」

バルベリト「先ほども言いましたがそちらにある書類。
       ただの紙切れでは有りません。
       こんなぞんざいな扱いされていますが…。
       いやはや…私が呼ばれるわけだ…。」

「?どういう意味ですか?」

バルベリト「…此処にあるのはさる重大な契約書です。」

「はぁ……。」

バルベリト「契約書の意味は解りますよね?」

「それくらいは!」

バルベリト「ならけっこう。」

「……あの…。」

バルベリト「なんですか?」

「それで、貴方はどんな事務作業をされる方なんですか?」

バルベリト「…勘が鋭くてよろしい。
       私は人間と悪魔の間で執り行われた契約の管理者。
       その記録を保管するもの。」

「…そんな方が此処に来るって事は…。」

バルベリト「さて?どうでしょうね?」

「…………。」

おや?バルベリト〜。
来ていたのか〜。

バルベリト「お邪魔していますよ。」

「師匠!見損ないました!」

な…何が〜!?

「悪魔と契約なんてしていたなんて!!」

……は…?

「とぼけないでください!
 此処にあるの悪魔との契約書なんでしょ!」

……あ!あぁ〜〜…。
バルベリト…お前な〜。

バルベリト「くすくすくす…。」

あのな…此処にあるのはごくごく普通の契約書、悪魔との契約とは何ら関係ないねん〜。

「え?でも?」

…よく読んでみろ…。

「えっと………ジャガイモ2キロ、ニンジン1キロ…?」

それは庵の食料庫に入れる食材の関係、んでこっちのは暖炉のマキ〜。
まったく、悪魔の言葉を真に受けてどうするんだか…。
こいつを呼んだのは、これだけ膨大な量があると整理が大変だからっていう理由からだ〜。
ったくもう…お前さんも人…じゃなくて悪魔が悪い…のは当たり前か…。

バルベリト「いやいや、少々冗談が過ぎましたかな?」

「なっ!なっ!なっ!!」

ほれ、ボサッと突っ立っていないで、さっさと書類片付けちゃうから手伝え〜。

「なぁ!!!!」

その後、顔を真っ赤にした弟子により、主がボコボコにされたのは言うまでも無い。
バルベリトの冗談にあっさりひっかかる弟子も弟子だが…。
とりあえず、書類ちゃんと読めばわかりそうなもんなんだがなぁ…。

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