『おうむ岩』
ふっふふふふふ…。
ヤ「あぁ!主さんが壊れた!?」
ふっ…登ったぞ…。
何だかもう途中で挫けそうに成ったけど…。
登りきったぞ〜〜!!
って!此処がこんな山の上だ何て聞いてないぞ〜!!
ヤ「いや、あの、山って程ではないですから…。」
うむぅ、とまぁそういう訳で『おうむ岩』だ〜。
ヤ「此処は神話がらみとは無関係ですね。」
うむ、ちょっと…いや、かなり何となくで来たところだけど…。
何となくで来るには結構しんどかったぞ…。
ヤ「此処では面白い現象が起きるとの事ですね。」
何でも『語り場』と呼ばれる場所で話すと、その声が50メートル離れた『聞き場』と呼ばれる所で聞こえるそうだ〜。
ヤ「これは、この『おうむ岩』が1枚の大きな岩だからだそうですけど。」
うむ、早速試してみよう〜♪
ヤ「どうやってです?」
ん?だから、この『語り場』で……って!あぁぁ!!
ヤ「主さん、1人旅なんだから誰かに音立てて貰うとか出来ませんよ?」
しまった……まさか、こんな落とし穴があろうとは…。
一応『語り場』には拍子木が置かれていたけど…。
うむぅ…ちょっと釣り糸で仕掛け作って試してみようと思ったけど…糸足りないし…。
ヤ「って!ちょっと主さん!何でそんな物持ってるんですか!」
何を言うかな、旅の七つ道具の1つじゃないか〜。
ヤ「いえ、あの真顔で言われても…。」
仕方が無いので展望台へ…。
はぁ……眺めは良いんだけどな…。
ヤ「残念でしたね。」
うむぅ…でもさ、負け惜しみじゃないけど、50メートルだと普通の場所でも音の大きさによっては聞えるんじゃないかな〜?
特に拍子木なんて、叩きようによっちゃ100メートルでも聞えるぞ〜。
さてと…景色も眺めたし…。
ヤ「そろそろ、行きましょうか?」
あぁ…またあの坂道を歩いて帰るのか……。
