スケール・アーマー   (Scale・armour)
 
 
スケール・アーマーは、鱗状の金属片を繋ぎ合わせた鎧です。

スケール・アーマーは金属片を、まるで鱗のように革製の下地に縫い付けた鎧です。
縫い付けた金属片の形状や、縫い付け方により、様々な種類が存在します。

スケール・アーマーの歴史は古く、古代メソポタミアで既に使われていました。
この当時使われいたのは、板状の金属片を繋ぎ合わせたモノでした。
その後、様々な地域、時代をえて古代ギリシャでは鱗状のスケール・アーマーが使用されていました。
しかしながら、此処では一般の兵士ではなく、軍旗を持つ兵士や士官等が使用していました。

 

 

じゃらん♪じゃらん♪と派手な音を立てて歩いてきたのは…。
スケール・アーマーを身につけた主だった。

さて、これがスケール・アーマーだ〜。
今着ているのはもっとも一般的なタイプのモノかな〜?

「魚とかみたいですね。」

そ、他にも長方形の金属板を使う場合も有るけどな〜。
こっちのうろこ状のが有名だろなと〜。

「へぇ……ところでこの鱗、何の鱗なんです?」

……お前人の話を聞いていないのか…?
これは金属の板を加工してだな…。

「これだけ大きな鱗だと…やっぱり某幻獣とか!」

ちゃうわ〜!!

「あれ?違うんですか?」

あたりまえだ…。

「それじゃ…あっぱり巨大な海洋生物とか♪」

んなわけあるか〜!!!

「そうだ!師匠!その格好で水に入れば、何時もよりもずっと上手に泳げるんじゃないですか♪」

マテ!そんな事したら…!

「そぉれ♪」

うっうわぁぁぁぁ〜!!
(ざばぁん♪)
「どうですか?師匠?」

ガボガボガボ……。

「師匠?」

「ニャ」

「あれ?ライチもスケール・アーマー着たんだ♪」

「ンニャ!」

「…へぇ…これって金属片を縫い付けているんだね…。
 わ…結構重いかも…。」

「ニャー…」

「これで水の中にでも入ったら大変……。」

ちらりと背後の湖に視線を移す弟子。
…うん、当然と言うか…主の姿はもう見えない。
スケール・アーマーの鱗は、あくまでも金属である。
他の生物の鱗ではない。
当たり前だ。

「武器と防具 西洋編」 新紀元社
「アイテム・コレクション」 富士見文庫