じゃらん♪じゃらん♪と派手な音を立てて歩いてきたのは…。
スケール・アーマーを身につけた主だった。さて、これがスケール・アーマーだ〜。
今着ているのはもっとも一般的なタイプのモノかな〜?
「魚とかみたいですね。」
そ、他にも長方形の金属板を使う場合も有るけどな〜。
こっちのうろこ状のが有名だろなと〜。
「へぇ……ところでこの鱗、何の鱗なんです?」
……お前人の話を聞いていないのか…?
これは金属の板を加工してだな…。
「これだけ大きな鱗だと…やっぱり某幻獣とか!」
ちゃうわ〜!!
「あれ?違うんですか?」
あたりまえだ…。
「それじゃ…あっぱり巨大な海洋生物とか♪」
んなわけあるか〜!!!
「そうだ!師匠!その格好で水に入れば、何時もよりもずっと上手に泳げるんじゃないですか♪」
マテ!そんな事したら…!
「そぉれ♪」
うっうわぁぁぁぁ〜!!(ざばぁん♪)
「どうですか?師匠?」
ガボガボガボ……。
「師匠?」
「ニャ」
「あれ?ライチもスケール・アーマー着たんだ♪」
「ンニャ!」
「…へぇ…これって金属片を縫い付けているんだね…。
わ…結構重いかも…。」
「ニャー…」
「これで水の中にでも入ったら大変……。」
ちらりと背後の湖に視線を移す弟子。
…うん、当然と言うか…主の姿はもう見えない。
スケール・アーマーの鱗は、あくまでも金属である。
他の生物の鱗ではない。
当たり前だ。
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