ラウンド・シールド   (Round・shield)
 
直径・30〜100センチ,重量・0.5〜2キログラム
ラウンド・シールドは、円形をした盾の総称です。

ラウンド・シールドはその名の示すとおり、円形をした盾の総称として使われています。
一般的には中世暗黒時代に使われた盾として知られています。

ラウンド・シールドは3センチほどの厚みを持った木の板を張り合わせ、直径30センチから100センチの円を作ります。
その中央に穴を開け、アンブー(
umbo)あるいはオーブ(orb)と呼ばれる、カップ状の金具を鋲で取り付け、反対側に取っ手となるパーツを取り付けています。
また、表面に皮を張ったり、縁に金属の輪をはめて補強したモノもありました。

 

 

まったりとした昼下がり…。
空を見上げる主、その視界の端を飛んでいく円盤…。

どぶげっっ!!
「あぁ!師匠!大丈夫ですか!?」

大丈夫じゃないわ〜!
いきなり何すんじゃ〜!

「何って…フリスビー…。」

何処の世界に、ぶつかった相手を粉砕するほどの威力を持ったフリスビーが…って!これ、フリスビーじゃないじゃないか〜!

「えぇぇ!?違うんですか!?」

…何で驚く…?
お前が驚く方にこっちはビックリだよ…。

「それじゃコレ、何なんですか?」

…何って…盾以外の何に見えると言うんだ…?

「えぇ!?」

だから何故其処で驚く〜!
これはラウンド・シールドと言ってな〜。
こう…円形をした盾なんだわ〜。
と言っても、コレは総称であって、この盾だけの名前じゃ無いんだけどね〜。

「そうなんですか?」

うむ、だから直径が何センチで、こういう作りで、こういった素材のモノ!と言う風には断定出来ないんだわ〜。

「なるほど…。」

世間一般で盾をイメージしたら、このラウンド・シールドに成るんじゃないかな〜?

「…大きさとかも関係無いんでしたよね?」

まぁ…そうだね〜。

「それじゃ…アレもそうなんですか?」

へ…のわぁぶべっっ!!

「ンニャ?」

「あ、ライチ。
 これフリスビーじゃないんだって。」

「ンニャァ…。」

普通に気づくだろ…ぐふっ…。

ラウンド・シールドをフリスビー代わりに遊んでいた弟子達…。
飛来したラウンド・シールドの直撃を受け、轟沈した主…。
…相手の攻撃を受ける為に作られた盾、それ故に頑丈に出来ているわけで…。
こんなのが直撃すれば、やっぱり痛いじゃすまされない…。

「武器と防具 西洋編」 新紀元社
「アイテム・コレクション」 富士見文庫