バックラー   (Buckler)
 
幅・30センチ,重量・0.2〜0.5キログラム
バックラーは、白兵戦時に用いられる小型の盾です。

バックラーは白兵戦において気軽に使える様、小型に作られた盾です。
直径30センチほどの円形のモノが一般的です。
裏側にあるとってを持ち、相手の武器を直接受け止める為に用いました。
13〜17世紀にかけて用いられていました。

 

 

のんびりとした昼下がりの庵…。
デッキに座り空を眺める主…。

平和だな〜。
「師匠、お茶が入りましたよ。」

おぉサンキュ〜…。
はぁこんな日はお茶が旨い〜。

「ですねぇ…。」

ってコラー!!!

「なっなんですか!?」

何に乗せて持ってきているんだ〜!

「え?」

これ!お盆じゃないだろう〜!

「…あ…あぁ…。
 それでしたら倉庫にあったからちょうど良いなって♪」

ちょうど良いな♪で持ってくるな〜!
これはバックラーといってな、れっきとした防具なんだぞ〜。

「ただの円形の板にしか見えないんですけど。」

お前の目は節穴過ぎるわ!何処の世界に裏に取ってのある板がある〜!

「もち運びに便利なように!」

だから違うって…。

「でも、こんな盾じゃ大した防御は出来ないんじゃ?」

まぁの〜。
だが、この盾を用いたのは白兵戦を主体とした歩兵だからの〜。
あんまし大きかったり重かったりすると、走りにくかったり、動きを制限されてしまうからの〜。

「なるほど…。」

わかればよろしい〜。
ずずずずず〜〜〜〜。
ぷは!お茶おかわり〜。

「はい。今もってきますね。」

って!だからお盆の代わりに使うな〜!!

弟子がお茶を乗せてきたのはバックラーと呼ばれる小型の盾だった。
のんびり茶なんぞ飲みながら、この盾の説明に興じる主…。
まぁこんなまったりした時間もたまには良いだろう…。

「武器と防具 西洋編」 新紀元社
「アイテム・コレクション」 富士見文庫