庵の武具倉庫…。
其処には雑然と様々な武具が並べられている…。「けほけほっ!
まったく…師匠ったらちゃんと整理しないから…。
あちこち埃が凄い事に…。」
グラ…
「…え?」
ガラガラガラガラ!!!!
「うにゃー!!」
何だ!?何だ!?敵襲か〜!?
って…何やってるんだお前〜?
「いたたたた…。」
あ〜あ…鎧とかこんなに滅茶苦茶にしおってからに…。
「鎧の心配ですか!?」
ん〜?だってお前がこの程度でどうにか成ると思って無いし〜?
「うぅ…酷いです…。」
はいはい、そんな事よりもこれどうにかしないとな〜。
「そう思うのでしたら、師匠も片付け手伝ってください!」
あいあい〜。
「えっと…コレはコッチで…。
それはソッチにお願いします。」
あい〜。
「それでコレは……あれ?」
どした〜?
「この鎧、前面を守るパーツしかないですよ?
後は何処かへ行っちゃったのかな?」
あ〜…それは…。
「まったく、師匠がちゃんと整理していないから…。」
待てコラ!何で何時の間にか自分のせいになっている〜!
それに、これは元々こういうモノだから問題は無い〜。
「え?」
こいつはブレス・プレートという鎧だ〜。
その名のとおり、胸を守る鉄板って感じだね〜。
「胸だけなんですか?
それじゃ…他の部分は?」
ん?そいつは手にした武器でさばいたり、盾で防いだりって感じだな〜。
「でも、背後から襲われたらひとたまりも無いですよね?」
うむ、敵は正面から来ると想定されての鎧だよね〜。
実際、時代が下ると背面も守れるものが開発されて来るんだが…。
まぁそれは別の話〜。
「なるほど…。
それじゃこっちの鎧も…。」
あ…それはただ単に他のパーツが何処かへ行っちゃっただけ〜。
「ちゃんと管理してください!!!」
げぼふはっっ〜〜!!
投げつけられたブレス・プレートを顔面に受け、撃沈する主…。
当たり前だが、鎧は通常こういう使い方はしない。
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